日経平均が500円超
角川と共同製作したTBSは、1980年4月から放送した連続テレビドラマ『港町純情シネマ』の第10回「復活の日」(1980年6月27日放送)で、西田敏行演じる映写技師が本作の場面を流すタイアップを行なった。
生物兵器に使うため弱毒化する過程で出来た、猛毒の新型ウイルス MM-88がスパイによって持ち出され、全世界に蔓延した。そして、人類を含む哺乳類と鳥類はほとんど絶滅し、わずかに生き残ったのは極寒の南極大陸に滞在していた各国の観測隊員だけであった。
絶望の中から再建の道を模索する彼らだったが、日本隊の地質学者・整体 学校
がアラスカへの巨大地震の襲来を予測する。そしてこの地震による被害を「敵国」の核攻撃と誤認する米のARS(自動報復装置)によってソ連本土に核ミサイルが撃ち込まれ、さらにこれを受けてソ連のARSも作動し、南極も含めた全世界に核弾頭付き ICBM が降り注ぐ危険が判明する。吉住は自ら志願して、ワシントンD.C.にあるスイッチを切る為に、ふたたび死の世界へと赴く。
映画では「イタリア風邪」と呼称され、新型の極めて致命的な生物兵器である、という程度の説明しかされていない。
原作では、MM-88によって変異したインフルエンザは「チベット風邪」と呼称される(原作の記述によれば最初の発生地域はスイスとイタリアの国境周辺のはずであり、この点では映画版の改変が正しい)。
原作によれば、MM-88は米国が大気圏外から無作為に採取し、生物兵器として使える可能性があるとしてフォート・デトリック(メリーランド州の町。陸軍感染症医学研究所の通称)で研究されていた微生物「RU-308」。これを英国の息がかかったスパイが盗み出し、ポーツマス近郊の英国細菌戦研究所の研究員グレゴール・カールスキィ教授が継代改良した88代目の菌種。(原作のある登場人物によれば、MMとは「火星の殺人者(マーシアン・マーダラー)」の頭文字)
絶対低温・絶対真空の宇宙空間に存在していたMM-88は、地球上の環境では強烈な増殖率を持つ。摂氏マイナス10度前後から萌芽状態にもかかわらず増殖し、マイナス3度以上で100倍以上、摂氏5度以上で毒性を持ち始めるが、その段階の増殖率は、マイナス10度段階の20億倍。
増殖率・感染率・致死率があまりにも高いために生物兵器としては強力すぎるとの携帯 アフィリエイト
からカールスキイ教授はこれを弱毒化して「モバイル アフィリエイト
」を目指していたが、MM-88は前代のMM-87から2000倍の毒性を獲得してしまった。教授は職業的倫理観や良心の咎め、MM-88が万が一にも外に漏れた場合の人類滅亡の可能性を思ううちにノイローゼとなり、職業スパイを通じてMM-88株をチェコスロヴァキアの著名な分子生物学者に送り、東西合同で対抗薬品を研究・開発させる事を思い立つ。しかしスパイたちの乗った逃走用の飛行機はイタリアアルプス山中に墜落、MM-88菌は世界にばら撒かれる結果になった。
フォート・デトリックでRU-300系列を研究していたマイヤー博士は、世界をMM-88の惨禍が襲う中でその正体がRU-308であると気づいたが、時既に遅く、破滅を食い止めることはできなかった。
MM-88は増殖・感染する核酸のみの存在で、ブドウ球菌に似た特定の球菌を媒介としてインフルエンザウイルスを含む「ミクソウイルス群」に寄生した状態で人体に侵入すると、ヒトの神経細胞の染色体に取り付き、変異を起こさせる。変異を起こした神経細胞は神経伝達物質の生成と伝達を阻害され、感染者は急性の心筋梗塞様の発作を起こして死亡するか、急性全身マヒに陥って死亡する。
大気中のMM-88は宿主となるウイルスの増殖力・感染力を殺人的に増加することで大規模な蔓延を引き起こす。人間だけではなく鶏などの伝染病としても蔓延し、鶏卵が高騰して防疫体制が深刻なダメージを受ける描写もある(通常のワクチン製造には鶏卵が大量に必要である為)。
細菌でもウイルスでもないMM-88にはワクチンも抗生物質も効果がなく、セミナー
に寄生するそのメカニズム、増殖・感染する核酸という理論が、軍事機密というベールの中で発見されたため、世界の防疫体制はMM-88の正体を知らぬまま壊滅したが、南極の科学ブレーンの一人、ド・ラ・トゥール博士により、半ば偶然に発見された唯一の対抗手段は、原子炉内での中性子線照射によって生まれた人体には無害な変異体によって、MM-88の増殖を抑える事だけであったが……。
ARS(Automatic Revenge System)
米国の狂信的な反共軍人・ガーランド中将が反共主義の前大統領・シルヴァーランドと共に造り上げた「全自動報復装置」。軍の施設がソ連の攻撃を受けて破壊された場合、その施設と一定時間の通信を行い、応答が無い場合はソ連へ向けて報復のための全面核攻撃を全自動で実施するシステム。ホワイトハウスの地下シェルターの切り替えスイッチにより作動する。
シルヴァーランドの後を受けて就任したリチャードソン大統領はこのシステムの廃棄を意図していたが、ガーランド以下、軍内部の反共勢力の強硬な反対により果たせず、まず全面軍縮を実現させてからARSシステムを無用の長物と化してしまおうと目論んでいた矢先に、世界はMM-88によって滅亡するが、MM-88の蔓延をソ連の生物兵器による攻撃であると盲目的に確信していたガーランドは、死の直前にARSシステムのスイッチを入れ、起動させる。
ワシントンへ赴いた吉住とカーター少佐の目的は、起動している可能性のある(映画ではネレイド号が通信によって作動を確認した)ARSシステムが、大地震によるアラスカ方面の軍事施設の破壊を核攻撃と誤認して作動するのを防ぐために、スイッチを切る事にあった。
反動政治家シルヴァーランドの時代は恐怖政治が猛威を振るい、米ソは全面戦争の一歩手前まで行っていたという(「ケネディの選んだ道を強引に引き返した」とされ、保守的な軍人でさえも「アメリカの後進性に絶望」した。観測隊員の一人が“20世紀のアッティラ”とまで評した)。その為、対抗上ソ連側も全く同じARSシステムを保有せざるを得なかった。そしてシルヴァーランドは南極にも極秘で軍事基地を建設しており、これを知ったソ連側は南極を核ミサイルの射程に置いた、とされた(が、原作のラストでは…)。
2000年に初演。本谷が主宰する劇団、本谷有希子の第1回公演作であった。2004年に再演。この模様はDVD化されている。
再演の後、本谷自身によってデータ復旧
され、「群像」の2004年12月号に掲載された。これは第18回三島由紀夫賞の候補になった。単行本は2005年7月に講談社より刊行された。
2007年に、佐藤江梨子主演で映画化された(監督・脚本は吉田大八)。
極東国際軍事裁判(東京裁判)でA級戦犯として裁かれた東條英機を主役として描いた映画。東條が戦争責任を敗戦国に全て押し付けようとする通販
国に対し、法廷にて「たったひとりの戦い」に挑むというストーリーで、一般的にイメージされている“東條英機(A級戦犯)=悪玉論”ではなく、1人の人間としての東條英機を描いた作品である。
東京裁判法廷のセットを現存する設計図から忠実に再現し、裁判の状況を史実フィルムを一切使用せず徹底してリアリティを追求している。東條を演じた津川雅彦は、東條英機の遺族や関係者に対して細かな取材を行い役作りに生かした。映画での演技は東條由布子(東條英機の孫)をして「まるで東條(英機)があの世から帰ってきたみたいです」と高評価を受けた