南ア経済指標
1学期の終業式の日のこと。中学校の1年2組の男子生徒21人が突如行方不明となる。親たちは彼らを探すが全く見つからない。実は男子生徒たちは荒川べりの廃工場に立てこもってそこを「解放区」と称し、校則で抑圧する教師や勉強を押し付ける親に対し反旗を翻していたのである。女子生徒と、FM発信機で外にFM放送を送信する係の男子生徒1人も外から彼らに協力していた。だが、実は21人のうち1人だけはそれに参加する前に誘拐されていた。男子生徒たちは彼を救出しに奮闘すると同時に、突入してきた教師を様々な仕掛けで翻弄する…。
作者によれば、物語の舞台のモデルとなったのは宮城県仙台市青葉区であるという。 しかし、どう考えても東京都足立区北千住周辺なのはいうまでもない。
規則に抑圧された中学生が、学校教師や大人に「戦争」を挑む。原作にはない61式戦車なども登場。宮沢りえ主演第1作としても注目された。
登場した戦車は『戦国自衛隊』の為に製作されたもので数々の作品に出演した経歴を持つレプリカである。
軍事クーデターで政権が何度も入れ替わる架空の発展途上国(タルキスタン)に、日本から1人の建設会社サラリーマンが橋の建設プロジェクトで長期海外出張に赴く。そこにはライバル社も参加しており、発注を受けるために様々な手を尽くそうとする、仕事第一民族の日本人を自虐的に描いている。
主題歌『手のひらを太陽に』(作詞:やなせたかし/作曲:いずみたく)の歌い出しが、作品タイトルになっている。
タルキスタン国のシーンはタイで撮影され、タイの俳優がタルキスタン人を演じている。劇中タルキスタン語として話されている台詞もタイ語である。
『ぼくんち』は、西原理恵子による漫画作品、およびそれを原作とする実写映画作品である。漫画は1995年から1998年にかけて小学館「ビッグコミックスピリッツ」に連載された。単行本はスピリッツとりあたまコミックスで全3巻。第43回文藝春秋漫画賞を受賞した。
舞台となる水平島は、西原が幼少時に過ごした高知県高知市沿岸部の浦戸地区をモデルにしており、西原作品にはしばしば登場する。母子家庭の兄弟である一太と二太と、姉のかの子の生活を描く。母・今日子はなかなか帰って来ない。それでも、三兄弟姉妹は笑顔で過ごすのであった。
住民の多くが貧しく、エステサロン
と海しかない田舎町、とされている。子どもはいるが、学校に通うシーンなどは一切描かれていない。粗末な小屋で無職の父と暮らす子どもたちは、半分は非行に走り、半分は大人になるまでに亡くなるだろう、といわれるほど劣悪な環境にあるとみられる。しかし、山の上には、富裕層が住む一帯もあるらしく、一太と二太が歩いていける範囲に、競艇場や新幹線の駅もあり、かの子達の新しい家がマンションであるなど、開けてもいる。かの子の勤める店をはじめとした風俗店街もある。 町に医者がいないので、住民の多くが体調が悪くとも我慢する、とされているが、さおりちゃんのお父さんが死にかけて病院に運ばれていたり、同じくホームレスのとろちゃんも、老人専用の病院に入っていた。薬物中毒の少女が、レーシック
入院していたこともあった
日本では東宝で配給され、「ピカチュウ・ザ・ムービー」と呼ばれる。また「PIKACHU THE MOVIE」のロゴとピカチュウの位置は毎年違う(5作目以降はほぼ統一される)。劇場版長編アニメとしてのポケモンは、キャラクターなどを除けばテレビ版とのつながりはあまり意識されていないが、完全なパラレルワールドというほどでもなく、一部の作品に関する話がテレビシリーズにも出ている。2005年からはテレビで放送する際、放送時間の都合(CMと次回作の紹介の極端な時間延長)でポケモンについての説明(映画の初め)や劇中の一部、エンディングがカットされている。
当初はシリーズ化の予定は無かったが、1作目の予想以上の美容整形
を受けてシリーズ化が決定する。しかし全作が邦画高水準ではあるものの、新作の度に興行収入は低下していき5作目では20億円台にまで低下してしまう。そこで任天堂は、興行収入増加の一環として6作目から前売り券に通常のゲーム進行では入手不可のポケモンの引き換え券を付加。その効果もあり、興行収入は大きく回復し、40億円台にまで上昇した。そして以降の作品も全て同様の引き換え前売り券を実施し、高水準の興行収入を維持している。また、10作目、11作目では映画館においても、通常のゲーム進行では入手不可なポケモンの配布が実施されている。9作時点での合計で観客動員数3855万人、興収415億円に達している。なお4作目以降から、日劇東宝(日劇2)系での上映になった。
さらに毎年様々な芸能人がゲスト声優として参加している。参加回数の多い顔ぶれの中には山寺宏一(山寺自身はプロの声優であるが、本シリーズにおいてはあくまでも"おはスタの山ちゃん"としてゲスト参加している。ただし『ミュウツーの逆襲』『ルギア爆誕』ではゲスト扱いではない)が全作参加しており、ストーリーの鍵となるキャラクターを演じることが多い。その他には、2004年から2006年まで3年連続で、おはスタ出身のベッキーが連続出演。2007年、2008年には2年連続で、ポケモン☆サンデーにレギュラー出演している視力回復
が連続出演。普段のイメージとは違う様々なキャラクターを演じた。
なお、予告映像は予告専用として制作されているので、本編には使われない。
劇場版10周年を記念して1998年から2006年までに上映された劇場版ポケモンと劇場短編を収録したDVD-BOX『劇場版ポケットモンスター ピカチュウ・ザ・ムービー BOX』(1998-2002と2003-2006の2種)が限定生産で発売。特典として復刻版ミニチュア劇場パンフレット(長編のみ)、予告編コレクションが収録されたスペシャルディスク、特製のピカチュウ・ザ・ムービーデータブックが封入された。
看護師の女性・奏(かな)は、事故で視力と言葉を失った男性・笙吾(しょうご)の看護をする。二人は互いに惹かれていくが、笙吾は突然事故死してしまう。しかし笙吾は別の人間として生き返るのだった。残された時間はあと3日。笙吾は、奏に”ある想い”を伝えるために奮闘する。
『火垂るの墓』(ほたるのはか)とは野坂昭如の小説。1945年の兵庫県神戸市近郊を舞台とし、親を亡くした幼い兄妹が終戦前後の混乱の中を必死で生き抜こうとするが、その思いも叶わず悲劇的な死を迎えていく姿を描いた。
野坂独特の饒舌かつ粘っこくて緻密な文体に加え、戦時下での妹との死別という実体験や情念も盛り込まれ、独特の世界観と感慨を読者に与えてくれる。文藝春秋『オール讀物』昭和42年10月号に掲載され、「アメリカひじき」と共に、第58回直木賞(昭和42年下半期)を受賞する。1968年に『アメリカひじき・火垂るの墓』として文藝春秋より単行本化。現在も新潮社より文庫本が出ている。 他「滝田ゆう」により漫画化されており、宙出版「怨歌劇場」に収録されている。
本項では、上記の小説を原作とした同名の映像作品についても扱う。
1945年9月21日、清太は省線三ノ宮駅構内で衰弱死した。清太の所持品は錆びたドロップ缶。その中には節子の小さな骨片が入っていた。駅員がドロップ缶を見つけ、無造作に草むらへ放り投げる。地面に落ちた缶からこぼれ落ちた遺骨のまわりに蛍がひとしきり飛び交い、やがて静まる。
太平洋戦争末期、兵庫県御影町[1](現在の神戸市東灘区)に住んでいた4歳の節子とその兄である14歳の清太は6月5日の空襲で母も家も失い、父の従兄弟の未亡人である西宮市の親戚の家に身を寄せることになる。
やがて血の繋がりのない節子と清太を、小母は邪険に扱うようになる。二人の兄妹は家を出ることを決心し、近くの池[2]のほとりにある防空壕[3]の中で暮らし始めるが、配給は途切れがちになり、情報や近所付き合いもないために思うように食料が得られず、節子は徐々に栄養失調で弱っていく。清太は、畑から野菜を盗んだり、空襲で無人の人家から物を盗んだりしながら生き延びる。やがて日本が降伏し戦争は終わった。敗戦を知った清太は、父の所属する連合艦隊も壊滅したと聞かされショックを受ける。
節子の状態はさらに悪化し、清太は銀行から貯金を下ろして食料の調達に走るが既に手遅れで、幼い妹は終戦の7日後に短い生涯を閉じた。節子を荼毘に付した後、清太は防空壕を後にして去っていくが、彼もまた栄養失調に冒されており、身寄りもなく駅に寝起きする戦災孤児の一人として死を待つのみであった。