米国経済完全な底打ち
テレビアニメシリーズ「名探偵コナン」の10周年記念作品であるため、怪盗キッドなどを始め、全レギュラー陣がほぼ勢揃いした作品である。これは原作者・青山剛昌の要望だという。
本編のアフレコ直前、円谷光彦役の大谷育江が体調を崩したため、代役として折笠愛が光彦の声を演じている。大谷はその後順調に回復し、テレビアニメシリーズで完全復帰を果たした。
この作品は第30回日本アカデミー賞優秀賞を授賞した。プロデューサの諏訪道彦はよみうりテレビのアニメ公式ホームページのスワッチのアニメ日記2007年2月19日付けで「残念ながら最優秀アニメーション作品賞ではなかったが、10周年というタイミングでスタッフみんなが全力で作り上げた作品が、今年から設けられた優秀アニメーション作品賞の5作品の中に選ばれたのは、素敵に晴れがましいし誇らしいことです。会場に来て今回のコトの大きさを実感しました。改めてコナンファンのみなさんにお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!というわけでこの映画『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』は近い内にTV放送できると思うので、それまで楽しみに待っていて下さい!」とコメントしている(2007年4月2日に日本テレビ系で放送した)。
ポスターやパンフレットでは、コナンのメイン・サブレギュラー(主要な話に関わった人物など)ネットキャッシング
がほぼ全員集合したものが描かれ、既に死んでいるキャラクターの頭上には天使の輪のようなものが描かれていた。また「オールキャラ登場!」と言われているが、この中には本編で登場していないキャラクターも多数いる。しかし、一部のキャラクターは映画中にさりげなく登場している(高木刑事と佐藤刑事がカレーを食べているシーンで、後ろの人ごみの中に祖母を連れて遊びにきている群馬県警の山村刑事がいる等)。
途中『ルパン三世』的な部分が幾つか垣間見える(途中のバイクシーンや、ラストで小五郎がトランクス一丁で飛び出そうとしてその衝撃で顎がつっかえてしまうシーン等である)。
原作では服部と怪盗キッドの関わりは一切なく、服部と白馬はこの作品で初めて関わったが、原作で二人が初めて対面したためにこの作品は原作とはパラレルワールドとなってしまう。
本作も駄洒落をもじったクイズが出題されたが、今回は阿笠博士ではなく蘭が出題した。
この作品中の「白馬探」はキッドの変装である。コナンがいつ気付いたかは不明だが、依頼時点で調査中の探偵が1人のみであることは冒頭で依頼人により明言されており、またYOUでのGPS反応はコナンと服部を示す2つしか表示されておらず、「白馬」が付けているIDに仕掛けがされていないことが分かる。彼のフリーパスIDは鈴木園子のものをこっそり拝借(のちに返却)したもの。回収時に鈴木園子のフリーパスIDにはペンキが付着しているが、これはコナンたちが襲撃されたシーンで付着したものである。
原作は1951年に朝日新聞に連載された、林芙美子の長編小説。連載中に林が急逝したことにより、未完の絶筆となった。そのため、オンラインゲーム
化にあたり成瀬らによって独自の結末が付与されることとなった。当初は千葉泰樹が監督する予定だった。また、村田信三役は伊豆肇に決まっていたが、スケジュールの都合で小林桂樹に交代した。当時大映専属で仕事が減っていた小林は、この作品で東宝に貸し出されて認められたことをきっかけに移籍することになる。
当時の成瀬は、戦後の『浦島太郎の後裔』(1946年)前後から始まった「スランプ」と目される時期で、作品の質、興行収入共に振るわない低空飛行が続いていた。そうした中で制作されたこの作品は、林のリアリティー溢れる描写を盛り込んだ上で、「倦怠期の夫婦」という暗鬱な題材ながら軽妙な処理で親しみやすい高質のホームドラマに仕上がった。※
公開後にはこの作品は大きな興行的成功を収め、「成瀬復活」を世間に印象付けることとなった。※ 作品の成功には原作のチョイス、川端康成の監修によるアレンジが奏功したことはもちろんだが、分けても主演の上原、原両名の清潔感溢れる演技の貢献は大きい。原は当時、一連の小津安二郎作品で「永遠の処女」と呼ばれる神話性を持ったスター女優であったが、この作品では市井の所帯やつれした女性を演じ、新境地を開拓している。
成瀬にとっても、この後数多くの履歴書
を手掛ける嚆矢となった作品で、監督としての円熟期を迎える契機となった。
ただし、映画独自の結末には林文学のファンなどからは批判を受けることもあり、「この夫婦は別れるべきだった」、「林自身はそのような想定をしていた」などの意見がある。なお林自身がどのような結末を想定していたかは実際には不明である。
また原作にも描かれる大阪の名所が数多く登場し、仕事
案内としての楽しみ方も出来る作品である。
岡田茉莉子のデビュー作となった『舞姫』(1951年)や、田中絹代を主演に迎えた『銀座化粧』(1951年)などを評価する向きも特に現在において散見され、当時から長く続いたこうした系統的な評価は必ずしも絶対的なものとは言えない。
あらすじ
大恋愛の末に結ばれた岡本初之輔、三千代の大阪在住の夫婦は結婚から5年を経て、倦怠期に突入していた。世間からは美男美女の幸福な家庭と見られているが、些細なことで衝突が続くようになっている。そんな中、初之輔の姪である里子が家出をして大阪へやってきた……
「時計坂」という町にある「一刻館」という名の古いアパートの住民、五代裕作と、管理人としてやって来た若い未亡人音無響子を中心としたラブストーリー。人より苦労を背負い込んでしまう世渡り下手な青年・五代裕作と、生来の鈍感さと亡き夫への操ゆえの真面目さを合わせ持つ美人管理人・音無響子の織り成す恋愛模様が、常識はずれの面々が住むおんぼろアパート「一刻館」を舞台に、高橋独自のリズミカルでコミカルな展開で小気味良く描かれる。
「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)誌上において、創刊号である1980年11月号から1987年の19号にかけて連載。ビッグコミックスピリッツは創刊当初は月刊であったが、月2回刊からさらに週刊へと変わり、掲載の頻度は増えていった。
単行本は全15巻。2007年4月27日に新装版として発売される。1992年から1993年にかけて、A5判のワイド版としても発売され、1997年には文庫版が出ている。1986年にはアニメ化、実写映画化され、1988年にはアニメ映画も作成されている。また、2007年にはテレビ朝日系列でテレビドラマが2本製作、放映された。
時代背景・場所
連載当初、高橋は西武池袋線沿線の東京都東久留米市に居住しており、本作品の初期の風景描写にはこの街の様子がうかがえる。例えば「時計坂駅」の外観は、西武線東久留米駅がモデルとなっている。駅舎やプラットホームの描写に同駅の特徴が見て取れる。連載当時の東久留米駅は現在の北口駅舎しかなく、駅舎脇には「狭山そば」の店舗があった(作中でゆかり婆さんがそばを食べながら店を出てくるシーンがある)。原作中にみられる時計坂の描写の多くは、東久留米駅北口から徒歩数分圏内の町並みをモデルに作画されていることが愛好家らの研究[1]により発見されているが、その多くは20年以上の時の経過により消失し、面影がわずかに確認出来る程度である。なお、作者は当作品の連載中に、同じ西武線沿線の練馬区に転居しており、初期の作画と後期の設定が同一性を保持していないことが指摘されている。中期頃の原作に郵便物で「東京都練馬…音無響子様」(61話)と描写されるシーンが登場する。