米金融セクターの混乱
アニメ化に際してアニメーターが黄色い車両を中央・総武緩行線にしようと決めたのか(制作のスタジオ・ディーンは同線沿線の西荻窪にある。高橋氏本人の了解を得たのかは不明。)、アニメ31話「一刻館スキャンダル 五代君が同棲中!?」では「立川」、「津田沼」の行き先を出した電車が描かれており、92話「こずえちゃん結婚! 五代の愛は永遠に?!」では「西船橋」の方向幕を出した電車が描かれている。また、アニメでは「都内時計坂市時計坂町1-3-10」と書かれた手紙が54話、61話に登場した。 物語は、高橋が得意とするシチュエーションコメディの手法が採用され、すれ違いと誤解の繰り返しが各話の基本構造となっている。固定電話は普及していたが、五代は経済的理由で電話を引けない状態であり、アパートの電話は管理人室と共用にそれぞれ1台という設定がなされた。ガールフレンド(こずえ)から五代あてにかかる電話を響子が取り次ぐなど、2008年現在では考えにくいシチュエーションから生じ得た数々のすれ違いと誤解、住人たちの干渉などは、物語のための大きな舞台装置となっている。[2] 登場人物の特徴 登場人物はそれぞれが際立った個性を持っている。"非常識のかたまり"とも言える一刻館の住人をはじめとして、アクの強いキャラクターたちが織り成す奇妙でおかしな行動の数々も、物語の重要な要素である。住人の苗字には、居住する部屋番号と同じ数字が入っている(ストーリー上の重要人物の三鷹瞬、七尾こずえ、八神いぶき、九条明日菜も含む)が、これは高橋が大ファンである筒井康隆の短編小説『死にかた』から発想を得たとも言われている[要出典]。際立った個性をもつ典型的なキャラクターを使い、回話ごとにキャラクターを軸に物語を展開させる手法はコメディの正統にあり、主要登場人物のキャラクターの系譜は他の高橋作品にもしばしば登場している。 作品のきっかけ 高橋が大学時代に住んでいた西武池袋線江古田駅近くの[要出典]中野のアパートの向かいにあった塗装工事 の住人がトランシーバーでやり取りし合ってる等といった様子が面白そうだったことから、下宿屋の人間模様(喜劇)を描いてみたいというのがこの作品のきっかけであり、当初は恋愛作品の予定ではなかったという。そのためか初期には浪人の五代を一刻館の住人がからかうストーリーが多かったが次第に恋愛中心のストーリーになっていった。この下宿は1980年の春に取り壊され連載を決めたときにはすでに建物は無かった[3]。 この記事や節には『独自研究』に基づいた記述が含まれているおそれがあります。Wikipedia:独自研究は載せないを確認の上、情報、解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください(テンプレート)。 西暦表示は原作の細部描写や連載時期などからWikipediaの投稿者によって推定されたものです。Wikipediaが、作品の読者に年齢・時代設定や時代背景等を自由に解釈することを妨げる意図がないことや、Wikipediaの推定を承認することを求める意図がないことをご注意ください。また投稿の際にはWikipediaが文芸作品に関する研究を公表する場所でないことをご確認下さい。 一刻館2号室の住人で大学生。連載の後半(1984年4月〜)から登場。大学現役合格(五代とは別の大学)を機に予備校 の「立国館」と「一刻館」との手続き違いで入居してくるが、管理人の響子を気に入りそのまま一刻館に住むこととなる。実家は裕福らしく、過干渉気味の母親に甘やかされて育ったせいか他人の気持ちに疎く、場の空気を察するということができない。ただしマザコンではなく、母親の過干渉は内心疎ましく思っており、気楽に一人暮らしができることを喜んでいる。入居した段階では未成年だがタバコや酒を嗜んでいた。転入直後に一通り住人達との騒動(五代を巻き込んだ四谷との対立、三鷹とのやりとりなど)があって以降は登場機会が少なく、宴会シーンなどには時折登場するものの、一刻館の住人でありながら端役で、物語の本筋には殆ど絡まない役であった(原作者も連載終了後の少年サンデーグラフィック誌上で「二階堂は(あまり活躍させられなくて)かわいそうだった」という趣旨のことを述懐している)。最終的には大学卒業まで一刻館に住み続け、響子と五代の結婚式にも参加している。卒業後は地元の茨城県で就職し自宅通勤となったため、相変わらずの母親の過干渉に内心辟易し、一刻館での暮らしを懐かしく感じている。 一時的に一刻館3号室の住人となる。一刻館を地上げする目的で来たが、最終的には何もせずに去っていった。なお、原作では3号室は一度も住人が住み着くことはなく、愛好家らからは「開かずの3号室」と呼ばれた(アニメでは八神が一刻館に居座った時に五代が一時的に住んだことがあった)。 一刻館4号室の住人で、五代の隣人。下の名前は不明。(注:但し二度ばかり、テレビ版アニメの中で、名刺付きで異なる名を名乗っていた事がある)五代が一刻館に入居したその日に、4号室と5号室の間の壁に穴を開けてしまい、そこから何かと五代の私生活に干渉する。誰に対しても丁寧な言葉遣いで話し、普段はスーツ姿または在宅用の着物姿(冬は外出時に帽子とコートを羽織る)。五代、響子、二階堂などは職業など何をしているのか疑問を懐き、尾行・調査をしたこともあったが四谷に気づかれており(単にあちこち振り回されただけ)、結局なにも分からなかった。別の話でも五代が四谷に「職業は何ですか?」と聞いたが「ひ・み・つ」と答えられて「おせち のくせに」と言ったり五代がバイトしているキャバレーに飲みに行った際にホステスから「パパになって」と言われた時も朱美が「無職だからダメよ」と言ったことがあったことから、病気などの理由で生活保護受給者ではないか、スパイ、公安警察、探偵、作家、また、虚無僧の衣装を持っているために役者ではないかなど色々な説がファンの間で飛び交った。しかし、実際には無職なのかどうかすらも不明で、年末年始には「私にはちゃんと帰るところがあるんです。休みも取りましたしね」という発言をしてどこかへ去って行くため、余計に謎を深くしている。ちなみにアニメ版だと「うる星やつらのビデオ見よーっと」というセリフがあることからテレビとビデオデッキは持っているようである。趣味はのぞき、特技はたかり。年齢・職業・経歴などは一切不明という、変人ぞろいの一刻館の住人の中でも一際目立つ存在であり、結局何者なのか明かされることはないままこの作品は終了した。アニメ版では、本人に瓜二つの祖父、叔父がかつて一刻館に居住していたという設定で「一刻館の歴史は四谷家の歴史」とのセリフが登場する。先行作ダストスパートの背古井と容姿、言動、行動との類似点が非常に多い。 一刻館6号室の住人。一刻館の面々のいきつけスナック「茶々丸」勤務。普段着はスケスケのベビードールと下着という扇情的な格好で、そのままアパートの中をうろつくが、住人たちは慣れっこになってしまっている。酒好きで破天荒な性格だが、時折、響子や五代にずばり本質を突いた一言を掛けて、背中を押してやるような姉御肌の世話好きな面もある。ちなみに、6号室に住んでいるため「六」のつく苗字であることは読者の間で早くから予想されていたが、登場人物が「朱美さん」か「朱美ちゃん」としか呼ばない(最後まで誰も彼女を苗字で呼んだことはなかった)ため、実際に苗字が出た(自分で名乗った)のは、原作のかなり後期になってからである。