金融危機の行方
東京近郊の時計坂という町にある木造2階建ての建物で、本作の主な舞台。この建物には大きな時計があり、そこから一刻館という名前がつけられた。建物としては大変古く、床板が良く壊れ白アリが住み着いたりしていた。なお、アニメ版では築70年となっている。何回も壊れかける危機を迎えたが最終話まで壊れることなく持ちこたえた。
一刻館での主な行事として、一刻館メンバーによる宴会がある。主な宴会場所は5号室の五代の部屋である。入居祝いの場合はその入居者の部屋で、水道修繕祝いの場合は水道前の廊下など様々なお祝い事にかこつけると、そのお祝いに関する場所でやる事も多い。毎年のクリスマスでも一刻館メンバーなどで行われている。
全6室の他、管理人室(八畳)、トイレ×2、時計小屋があり、1階は六畳+四畳半、2階は六畳一間である。屋根の時計台は壊れているため、常に10時25分を指しているが、まれに別の時間を指していることもある。なお、アニメ版では構造がやや違い、時計台の文字盤がローマ数字だったり、玄関の石段の数や形が違う、消火器などが設置されている。
石原真理子主演のもと映画化された。人物構成以外は原作から離れ、独立した一本の作品として制作されたオリジナルストーリーである。原作にあった軽妙さや、高橋留美子独特のコミカルな『間』などはほとんど描かれず、監督である澤井の感性が貫かれた、しっとりとやや暗いイメージの不思議なラブコメディとなっている。
配役は原作のイメージを再現出来る俳優を厳選してキャスティングされた。中でも四谷役の伊武雅刀は「はまり役」との呼び声が高く、逆に整体師
本人が四谷のモデルなのではとの説も流れたが、原作者の高橋はこれを否定している。但し、同時期のアニメ雑誌等によれば、高橋は「伊武が四谷のイメージに合致している」旨のコメントを残しているらしい。また、アニメ版で四谷役の声優・千葉繁は、キティフィルムファンクラブのインタビューで「伊武の四谷役の印象が強烈で、彼がやったほうがよいのでは」、と一旦は断ったと語っている。五代を演じた石黒賢は本作が本格的な初主演作である。
公開時期に合わせ、ギルバート・オサリバンが歌う本作の主題歌は同時期に放送されていたテレビアニメ版とのタイアップのため、その主題歌としても使用されたが、わずか1回で使用が中止される事態となった。
伊東美咲の主演で、初のテレビドラマ版が制作された。五代裕作役は、芸能活動をしていない一般男性を条件にオーディション選考され、中林大樹に決定した。
時代設定は原作の雰囲気に合わせ、1983年(昭和58年)からはじまる。ドラマのプロローグとエピローグ部分には、現代となる2007年に五代が娘の春香を連れて一刻館が取り壊された跡地の公園で当時の思い出を語る、と言うシーンが描かれている。
各種設定が原作および以前の作品と異なるように変更されている。響子が管理人として一刻館にやってきたのが1983年、五代が1963年5月4日生まれ、一の瀬花枝が1946年11月3日生まれ(保証人:父 - 一の瀬政三・夕張市在住)。六本木朱美が1956年6月6日生まれ(保証人:兄 - 六本木健)。
2007年の放送分では、不用品回収
は完結しておらず次回に含みを持たせた終わり方であったが、続編となる完結編が2008年7月26日に放送された。なお、七尾こずえ役は 榮倉奈々から南明奈に交代した。
「想いで〜」は、原作の序盤を元にしたゲームオリジナルストーリー。響子がひた隠しているという、ある秘密を探る、というのが最終目的である。しかし、何も知らずに始めると、その目的が全く分からない。しかも四谷の機嫌が悪いと五代が死ぬという展開もある。原作の五代同様、アパートや街をうろうろしたり、金欠に困ったりといった行動をプレイヤーは繰り返す。セーブはトイレで行なう。トイレでは下着姿の響子を見られるという裏技もあった。 響子のハートをつかむことに成功したエンディング後、収支報告が表示される。しかし普通にプレイするとまずマイナス(借金)になる厳しい展開で、この金運のなさは原作どおりである。さらに郁子のケーキや祖母のお小遣いをたかりまくり一切粗大ごみ
しないようにプレイすることも可能だが、報告書に表示される収支は「-1円」である。なお、スーパーの店員が『うる星やつら』のラムに似ており、話しかけると「だっちゃ」の口癖が時折出る。
PCエンジン版、PC版はほぼ同じ作りであるが、ファミコン版はエンディング等が追加されており、ファミコンにしてはかなりグラフィックがよい。
完結篇は、原作の終盤と映画版完結編のストーリーに沿ったゲームとなっている。X68000版は、シナリオ・グラフィック・BGM等に一部差異がある。また、セリフの一部が響子役の島本須美によって演じられ、喋るようになっていた。
Windows95版は、パソコン版の「想いで〜」と「完結篇」の2作を、Windows用にリメイクしたもの。ディスクは通常のCD-ROM用ケースに入れられ、木製・オルゴール付の特製ケースに収められている、また3000個限定で販売された為未開封の物は数万円の値段がつくこともある。
オリンピアよりパチスロ機「めぞん一刻 (パチスロ)」が2006年11月下旬からリリースされた。原作のエピソードをゲーム化しているが、テレビ版とは別の声優陣が出演している。
マンションも車もすべて会社から支給され、人も羨む贅沢な生活をしていたイタリアの某有名ブランドのプレス・尚美(飯島直子)。ところが突然、会社が倒産。債権者から身ぐるみ剥がされた彼女は、ふとしたキッカケで体と汗で日銭を稼ぐ若者・鈴木(草g剛)と一緒に働くことに…。価値観も性格も、全く正反対の2人は、反発しながらも、次第に惹かれ合っていく。個性的な仲間たち(矢部浩之、京野ことみ、加山雄三)も加わり、すべてが順調に思えた矢先、思わぬ出来事が…。そして、会社の存続とプライドを賭けて、バイク便とのデリバリー・レースが始まろうとしていた。(DVDパッケージより引用)
60年安保闘争の翌年の作品で、当初世界同時公開が予定されていたこともあり(実際は翌年公開)、ロリシカ(原作ではロシリカ)として描かれた米国との関係や、サンフランシスコ講和条約で日本が独立を回復したはずであるにもかかわらず、外国人の犯罪捜査や出入国管理が相変わらず在日米軍主導で行なわれていること、モスラがわざわざ横田基地を通ることなど、当時の日本の政治状況を反映した描写が目立つ。
本作で初めて登場した怪獣モスラは、その後も多くの作品で活躍し、ゴジラ、ラドンと並び東宝三大怪獣と称される。
ザ・ピーナッツが歌い、後々の作品にも歌い継がれている「モスラの歌」は、インドネシア語に基づくもの。大意はモスラの加護を乞い、平和を祈る内容である。
また、主人公の名前福田善一郎は、原作者3人の名前を組み合わせたもの。
本作のラストは当初、小美人を連れて南九州、高千穂峰まで逃げていたネルソン一行がモスラの追撃に遭うというもので、撮影も完了していたが、米国側配給によりNGとされ、準備稿にあった羽化した成虫モスラがロリシカ本国を襲撃する現行バージョンに差し替えられた経緯がある。
台風により日本の貨物船第二玄洋丸が座礁沈没。ロリシカ国の水爆実験場であるインファント島に漂着した乗組員が救助されたが、不思議なことに放射能障害が見られなかった。スクープ取材のため、乗組員たちが収容された病院に潜入した日東新聞記者福田善一郎は、カメラマン花村ミチと共に、原田博士に注意されながらも、原水爆実験場であるはずのインファント島に原住民がいることを知る。
当初、ロリシカ国は原住民の存在自体を否定したが、急遽日ロ合同調査隊の派遣を決定。福田は調査団員の言語学者中條信一と知り合う。インファント島調査隊の見送りが盛大に行われる中、福田は調査団の船に密航し、辛うじて臨時の警備員として、記者活動を行わないことを条件に参加を認められるが、ロリシカ国側事務局長クラーク・ネルソンは、参加する科学者たちの収集資料のすべての提出を求めたりと科学調査隊としては極めて不審な行動をとる人物だった。